2年前の春に種まき。庭に植えて夏越し冬越しして昨年たくさんのブルーの花を咲かせてくれたわすれな草。
▼一年前、昨年5月の庭に植えたわすれな草。
- わすれな草は庭に植えてはいけない
- 寒冷地では、わすれな草はこぼれ種で増えすぎる
と栽培してから知り、わすれな草が開花した後、種が完全にできるまで待たず、すべて抜いてしまいました。
開花した後のわすれな草を抜き取るのが早すぎた?
お彼岸過ぎて4月になっても、なかなかわすれな草のこぼれ種の発芽が見当たりません。昨年、ミックスフラワーの種をまいたので、こぼれ種から発芽するだろうと思い、雑草とりもほどほどにしておいたのですが、
わすれな草らしい葉っぱが全く見当たらない。
開花後、株を抜き取るのが早すぎた?いや、株を抜き取るとき、下の方に種がついていたので、全く種がこぼれてないはずがない。
わすれな草のこぼれ種からの発芽は無理かな?と諦めかけていたら、
4月中旬こぼれ種から育った【わすれな草】が開花
4月中旬になり、こぼれ種から育ったわすれな草が開花しました。
草取りをしていて、ふとブルーの小さな花が咲いているのを発見。雑草?と思うくらい3センチほどの草丈でした。昨年わすれな草が咲いていた場所から1メートルくらい離れたところでした。(日当たりの良い乾き気味の土です)
4月14日。最高気温23℃、最低気温11℃。
花が咲いていなかったら完全に雑草と間違えていたかもしれません。
昨年、わすれな草の苗が大きく育っても花が咲かない、と悩んでいたのですが、わすれな草は寒さに当たらないと花が咲かないようです。
開花したわすれな草、小さすぎて見えないですね。アップにするとこんな感じです。
日当たりのよい土が乾き気味の場所なので、わすれな草の根を傷つけないよう半日陰になる場所に移植しました。
4月下旬になって2つめのこぼれ種から開花した、わすれな草も見つけました。(日陰で湿った土の場所です)
こぼれ種から開花した、わすれな草は半日陰の場所に移植。くるみの殻でマルチングしておきました。3センチにも満たないくらい小さな苗なので、移植後枯れてしまうかな?と心配していましたが元気に育っています。
5月。こぼれ種から育ったわすれな草が増えてくる
5月3日。最高気温22℃、最低気温2℃。
日陰ゾーンで育てた、わすれな草の場所から1メートルくらいのところに、こぼれ種から開花した【わすれな草】を2つ見つけました。
毎日わすれな草のこぼれ種から開花はないか?ブルーの小さな花が咲いていないか庭をチェック昨日までは見当たらず。今朝になって開花したようです。
小さくてわかりづらいかもしれません。
今日までで、わすれな草のこぼれ種からの開花は5つ。まだまだ小さいので、このまま大切に育て、来年の春には庭を【わすれな草】でいっぱいにする予定です。
さいごに
まだ5月に入ったばかり。こぼれ種から開花する、わすれな草は増えるかもしれません。
今の段階では、
- わすれな草は庭に植えてはいけない
- わすれな草は増えすぎる
と聞いたのですが、わすれな草の花が終わり次第、すぐに株を引っこ抜けば、こぼれ種で増えすぎる、ということはないようです。
こぼれ種から開花した、わすれな草はプランターに植え替えたり、風通しの良い場所に移植したりすれば、夏越し冬越しして、来年の春にはたくさんのブルーの花を咲かせてくれるかもしれません。
こぼれ種から【わすれな草】を増やしたいのなら、1株だけでも花が終わって種ができるまで放置しておく。保険のために、わすれな草の種を採っておくのも良いですね。
仮にこぼれ種から、わすれな草がたくさん開花しても、地下茎で増えすぎることもない、苗は簡単に引っこ抜ける、夏までに枯れてしまう可能性がある。
ので、こぼれ種で増えすぎるのを恐れることもないです。
▼わが家で育てているのは、日光種苗のわすれな草です。地味な花ですが、大株になると見事です。春の寒冷地ブルーガーデンにはかかせない花です(*´▽`*)
※2023年12月追記
こぼれ種から発芽した、わすれな草は暑さで全滅してしまいました。ひとつの苗だけでも種がしっかりつくまで待てばよかった、と後悔。こぼれ種から発芽しても、生育の季節が合わないと成長しません。