クラリーセージ、別名、サルビア・スクラレアが開花しました。開花したクラリーセージは見事です(*´▽`*)
寒冷地の1月の室内で発芽成功。クラリーセージを種から育てる記録だよ。
クラリーセージは耐寒性二年草。オニサルビアと呼ばれるくらい、葉の大きさも20センチ以上あります。幅は60センチ以上はあるんじゃないかな?
実はこれ、ひとつの苗なんです。
後ろに見えるのはラベンダーグロッソです。
あまりの葉の大きさに引っこ抜こうと思ったほど
クラリーセージはオニサルビアとも呼ばれ、大きく育つことは知っていましたが、
実際に栽培してみると、クラリーセージの手のひらよりも大きな葉っぱと、太い茎を見るたびに恐ろしくなり、栽培を間違ったのかもしれない。今なら間に合う引っこ抜こうか、と恐怖心もあったくらい。
引っこ抜かないで良かった(*´▽`*)
朝日に透けて見るパステルピンクとパープルの花が美しくて。画像でクラリーセージの美しさを伝えられない自分が悔しい……。
ふぅ、っとため息をつきたくなるくらい、うっとりします。葉と茎は迫力ある大きさですが、クラリーセージの花は繊細です。
葉っぱは少し青臭さがありますが、クラリーセージの花の香りは甘いマスカットのようです。
疲れた心も、毎日庭で癒されています(*´▽`*)
栽培で心配だったのがクラリーセージの成長の差
クラリーセージの種まきをして、苗3つを地植えしたのですが、真ん中に植えた苗は成長が遅く引っこ抜きました。残りのふたつの苗を育てていたのですが、右側のクラリーセージの成長が良すぎて。左側のクラリーセージが負けています。
▼2か月ほど前のクラリーセージ。成長の差が半端ないです。
今、受講しているハーブコーディネーター養成講座で、クラリーセージの栽培について質問してみました。成長の差は個体差なので問題ない。成長が旺盛なクラリーセージの葉をとりのぞくといい、と言われ剪定してみました。
すると、剪定後さらに勢いよく葉が出てきて、びっくり。
▼1か月後。こんなに大きくなってしまいました。栽培失敗では?と心配になったくらい。左側のクラリーセージが完全に負けています。
どこまで大きくなるの?クラリーセージと思ってしまうくらい、葉も大きいです。
花芽がついてくる
種まきから1年と3か月ちょっと経った6月下旬、クラリーセージの花芽を見つけました(*´▽`*)
ここにも。
クラリーセージ開花
淡いピンクの花が咲きました。
こちらも。
さらに2日後。今度の花はパープル?
30℃を超える暑さにもめげず、元気に咲いているクラリーセージ。
クラリーセージの種からの栽培は簡単
種からの栽培で特に害虫にやられてしまうとか、難しいことはありませんでした。たまに葉っぱが虫に食われてしまった後がありましたが、気になるほどではありません。
昨年の春先に室内でクラリーセージの種をまいてから、発芽後地植え。
▼種まきから3か月後のクラリーセージ。
▼地植えしたクラリーセージの苗は3つ。
▼今から1年ほど前のクラリーセージ
手前のラベンダーグロッソに負けないよう、だいぶ大きくなってきました。
地植えにすると成長速度が加速。どんどん、どんどん成長して、寒冷地でも無理なく越冬。冬の間のマルチングはオニグルミの殻を使用。
春先に茶色くなった葉をとりのぞき、少しずつ気温が高くなってくると、茎が伸びてきてびっくりするほどに大きくなり、6月の終わりに花芽をつけ開花。
地植えだと大きく育つので、植えつけ場所に注意
思った以上に大きく育ったクラリーセージ。花壇の後方に植え付けましたが、もっと手前でも良かったかも。剪定すればするほど花芽が増え、前後、左右に株が大きくなるので場所をとること。
植えつけ場所に注意が必要です。
さいごに
種まきしたのは昨年の3月の上旬。種は藤田種子で購入しました。(発芽率も良かったです)クラリーセージは苗も見かけますが、種からの栽培も簡単でした。クラリーセージは鉢植えでも栽培できますが、大き目の鉢を使わないと根詰まりして枯れてしまうかもしれません。
クラリーセージ、びっくりするほど大きくなると聞いて、鉢植えで小さく育てようと思いましたが、大きく育ったほうが花の数も増え、見ごたえあります。
クラリーセージは花穂を秋に刈り取ると3~4年は生きるようです。このまま育てると、さらに株が大きくなるのかな?こぼれ種でも増えるようなので、種がこぼれたら株をとりのぞくか、別の場所に植え替えるか?楽しみながら栽培できそうです。