久しぶりにネットでヒメイワダレソウ(リッピア)と検索したら、植えてはいけない、植えて後悔、という記事が多くてびっくりしました。
私自身、4年前にヒメイワダレソウ(リッピア)を購入した後に、ネットの記事を知り40ポットも買ってしまって失敗だったかも、と思ったのですが、
ヒメイワダレソウ(リッピア)を植えつけ4年目。グランドカバーとして植えつけて後悔していません。
結論からいうと、ヒメイワダレソウ(リッピア)は植えつけても大丈夫です。実際にホームセンターやネット通販でも販売しているくらいなので。
グランドカバーにヒメイワダレソウ(リッピア)を植えつけ4年後の状態
その前に、グランドカバーとしてヒメイワダレソウ(リッピア)を植えつけて4年目、今の状態がどんな感じかというと、
こんな感じです(*´▽`*)いい感じに広がっています。
例年に比べ7月でも気温が高かったこと。雨が多かったことがヒメイワダレソウ(リッピア)が成長した理由です。
リッピアを植えつけた3年前がこんな感じだったので、庭がすっかり緑化したのがわかります。
ヒメイワダレソウ(リッピア)が広がるのが遅かったのは、土壌改良しなかったことと、土が固すぎたことが原因です。
ヒメイワダレソウ(リッピア)は楽天の緑の空(SORA)で40ポットを購入しました。
白い小花が咲き乱れる、リッピアの植栽例こちらの写真に惹かれて。
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ヒメイワダレソウ(リッピア)を植えつけ4年目。写真と同じくらいリッピアが広がってきました。
雑草がちらほら見えますが、見なかったことにしてください(*´▽`*)
今年のリッピアの成長が早すぎたので、プランターや石、素焼き鉢で奥までランナーが伸びないようブロックしています。
実はここ、ヒメイワダレソウ(リッピア)を苗で植えつけた場所ではなく、2年ほど前に10センチくらいのランナーを植えつけた場所。
▼その時の記事がこちらです。どれだけ広がったかわかります。
【簡単に根付く?】ヒメイワダレソウ(リッピア)を簡単に増やす方法をやってみた⑦
ヒメイワダレソウ(リッピア)のデメリットとメリット
まず、デメリットから
植えつけ場所を選んで!気温が高く水分があると急成長
水分と気温の高さ25℃以上あると、どんどん成長します。1日でランナーが5センチ以上伸びる日もあるくらい。
右側が種から育てたクリーピングタイム。左側がリッピアです。
急成長するのはメリットでもありますが、増えて欲しくない所は15センチ以上高さのあるものでブロックしないと、どんどんどんどんランナーが伸びていきます。
こちらの画像の方が良く分かるかも。ここ数日の暑さと、スコールのような雨でヒメイワダレソウ(リッピア)のランナーがどんどん伸びています。
土がふかふかで水分があると、さらに成長が早まります。
密に茂らないので、隙間から雑草が生える
7月の生育期でヒメイワダレソウ(リッピア)が広がったと思っても、隙間から雑草が生えてきます。こちらは寒冷地なので10月くらいにヒメイワダレソウの地上部が枯れ、芽吹きが3月頃。
ヒメイワダレソウ(リッピア)が生えてくるまでに、雑草が茂ってしまうので、雑草抜きが必須になること。
その点、クラピアの方が蜜に茂るのでグランドカバーとして優れていました。
▼お試しで買ってみたクラピアK5です。リッピアよりも密に茂ります。
クラピアの値段はリッピアの5倍以上。一度にたくさんは購入できませんが、日光種苗なら1ポットから購入できます。
花が枯れたあとの見た目が良くない&蜂がくる
ヒメイワダレソウ(リッピア)の花が枯れて茶色くなると、見た目がちょっとよろしくないです。わが家の場合、刈り込んでしまうので気にならないのですが。
使っているグラスバリカン。購入したのが9年前で5,000円程でした。今から購入するとしたら、手ごろな価格なのがこちらのグラスバリカンです。
リッピアを刈り込んだ後は、その辺にランナーを捨てないでくださいね。すぐに根付いてしまうので、ゴミ袋に入れて処分するのが安心です。
猛暑の日は庭が涼しく感じる
次は、ヒメイワダレソウ(リッピア)のメリットです。
ここ数年東北南部でもエアコンなしで過ごせないくらい暑い時期があります。例年なら暑さはお盆まで、というくらい涼しかったのに、ここ数年は7月に入ってから8月の後半まで暑い日が続きます。
ヒメイワダレソウ(リッピア)は、庭に広がると7月頃から咲く小さな白い花がかわいらしく癒されますが、猛暑の時期は何も植えていない庭よりも地温が低く感じること。
夕方になると庭から入ってくる風が心地よく感じます。
夏場の雑草抜きが楽になる
うまく広がったとしても、ヒメイワダレソウ(リッピア)の隙間から雑草は生えますが、全く何も植えなかった時に比べ、草むしりの労力が10分の1くらいに減りました。
▼草刈りに活躍しているのは、こちらのグッズ重宝しています(*´▽`*)
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普段通る場所、踏みつける場所は密になる
ヒメイワダレソウ(リッピア)は、普段人が通るところだと葉が蜜に茂り花も咲きません。逆に人が通らない場所だと草丈が5から10センチ前後です。
踏みつける場所は花は咲きませんが、雑草が生えにくくいい感じです(*´▽`*)
ヒメイワダレソウ(リッピア)がうまく広がらないときは
土が固い、土壌改良しなかった。ヒメイワダレソウ(リッピア)がうまく広がらない、と思ったときは、ホームセンターで一番安い土を買ってきて、ヒメイワダレソウの上に数センチほどまいて踏みつけると良かったです。
芝生の目土のような感じで、毎年春先に行っています。目土なんて面倒、と思っていたのですが、その後の雑草抜きの負担を考えるとやって損はないです。
わが家で土壌改良しなかった場所は、冬の間に土がなくなってしまい、3月過ぎてリッピアの根が出てきてしまい生育が遅く心配になることがあります。
今年の春先も、なかなかヒメイワダレソウが生育しませんでした。
プランターで使用した土や、堆肥、ホームセンターで買ってきた安い土をまいてあげると、すくすくとヒメイワダレソウが成長するのがわかります。
生育が遅く感じたら、ハイポネックスなどの液体肥料をまくのもよいです。
ヒメイワダレソウ(リッピア)がうまく成長する条件
ヒメイワダレソウ(リッピア)がうまく成長する条件として、
- 土がふかふかである
- ほどよく水分がある
- 日当たりがよい
土の中に指を差し込んで、やわらかくすう~っと指がうまるような場所だと、リッピアはどんどん繁殖します。
逆に固い土の場合だと、ゆっくりゆっくり成長していきます。
ヒメイワダレソウ(リッピア)は種で増える?
ヒメイワダレソウ(リッピア)はまれに種でも増えるとありますが、実際に育てている中で、欲しいところにランナーを植えつけて広がっているだけ。リッピアの種で増えている感じはありません。
ヒメイワダレソウ(リッピア)の根はどれだけ深く張る?
ヒメイワダレソウ(リッピア)は土がふかふかな所では、根が深く張り土が固いところだと、それほど深く根は張りません。
一度植えつけた場合、手作業で撤去することはできますが労力がかかるので、必要でない場所には繁殖しないよう管理することも大切です。
さいごに
庭のグランドカバーとして取り入れたヒメイワダレソウ(リッピア)4年目でも後悔していません。4年目である程度広がったので、あとは増えすぎないように、伸びすぎたランナーは放置せずにカット。
完全にほったらかしにはできませんが、芝生のように定期的に何回も刈り込むこともないし、花の終わった後に刈り込むだけ。
個人的にグランドカバーとしてリッピアを取り入れて大正解です。
庭の管理が楽になったのは間違いないです。特に夏場のヒメイワダレソウ(リッピア)の成長が早いので、それさえ注意していれば、問題なくグランドカバーとして活躍してくれます。
わが家のヒメイワダレソウ(リッピア)は楽天の緑の空(SORA) で購入しました。注文から配送まで迅速で価格も安かったです。
ヒメイワダレソウを植えつけるのが面倒、という方は、楽天の国分グリーンファームでマット状のヒメイワダレソウ(リッピア)があります。
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敷くだけで簡単なので、手間もかからないのがメリットです。
わが家のグランドカバーは4年前に植えたヒメイワダレソウ(リッピア)とロンギカウリスタイムとクリーピングタイム。
グランドカバーも1種類のものではなく、何種類かのものを取り入れると環境に合った育てやすい植物がわかります。
猛暑が続く今、少しでも庭に緑を取り入れて、少しでも地温を下げていきたいですね。