先日、夕食を食べてゆっくりしていたら、久しぶりに実家に住む弟から電話がありました。すぐに電話に出ることができなかったので、こちらから電話すると、
弟「何かハガキが届いているんだけど。民事訴訟がどうとか…。何か心当たりある?」
と言われてびっくりしてしまった私…。
弟も久しぶりにポストを開けたら、なんだかわけがわからないハガキが届いていたので、びっくりして私に連絡をくれたらしい。
どうやら私宛にその怪しいハガキが届いているらしい。しかも旧姓で。
ハガキの内容がわからないので、ハガキの写真を撮ってラインで送ってほしいとお願いすると、こんなのが送られてきました。
▼明らかにおかしい文面のハガキ
訴訟通知センター?お問い合わせ・相談窓口?
すぐにスマホで検索すると、すぐに同じようなハガキの画像がたくさんヒットしました。
出てくる、出てくる、面白いくらいに…。(いや、ネットって便利ですね。ネットがなかったら、詐欺ハガキの不安をすぐに解消できなかったかも…)
訴訟通知センターだけでなく、
民事訴訟管理センターという名称でも届くパターンがあるようです。
訴訟通知センターのハガキが届いたらどうする?
なんだかわからないから、とハガキに書かれている電話番号に絶対に連絡しないこと。連絡をするとお金を取られるほか、騙されやすい人のリストに載る可能性が高いとか。
絶対に引っかからないでくださいね。
実際に訴訟通知センターに連絡して、大金をだまし取られた被害も出ています。
関連ニュースから
小田原市の50代の無職女性が4日、実在しない「訴訟通知センター」職員を装う男らに現金2010万円をだまし取られた、と小田原署に届け出た。署は架空請求詐欺事件として調べている。
署によると、2月14日、女性宅に「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」などと記載されたはがきが届いた。女性が記載された連絡先に電話をすると、同センター職員を装う男から「訴えられているので弁護士を紹介する」などとうそを言われた。その後、弁護士や訴訟相手の会社担当者を装う男らにも電話させられ「裁判所への保証金が10万円必要」「弁済供託金を裁判所に入れろ」などと要求された。
女性は同日から同26日にけて、現金を振り込んだり指定された住所に現金を送付したりするなどし、計2010万円をだまし取られた。
民事裁判とか裁判所とか、民事訴訟とか、わかりにくい文章で不安をあおってこられると不安になります。一緒に住んでいる家族がいればいいのですが、一人暮らしだったり相談できる人が近くにいないと不安になる人もいると思います。
心配な方は、近くの国民生活センターに電話連絡をしてみてください。
過去にもあった、詐欺ハガキが届いたこと
心配性で人に騙されやすい私が、今回の訴訟通知センターのハガキで動揺しなかったのは、過去にも同じような経験があったこと。今から15年ほど前のこと。
結婚して名字が変わって実家から離れて暮らしているとき、意味不明なハガキが実家から転送されてきました。
どうやら実家に私宛に届いた詐欺のハガキを、実家の母がこれは大変だ、とわざわざ転送したらしい…。実家から転送されてきたハガキを見て、
これって、詐欺でしょ。とすぐに判りました…
年配の母は詐欺のハガキとは気がつかなかったよう。なんでお母さん、こんなハガキ転送してくるのよ!!と激怒に近い感情がふつふつと湧き上がってきたのですが、母が私に代わって電話連絡しなかったのが救いだけど…。
私が思うに何が怖いって、詐欺集団に自分の名前と住所が知れ渡っていること。独身時代、平成の最初の頃、いろんなダイエット商品の通販(中には怪しいものもあった)で購入していた時のリストが流れたのか、それともお金目的に誰かが名簿を売ったのか?
恐ろしいです。
人の不安をあおってお金を巻き上げるなんて、絶対に許せないです!!
みなさんも、怪しいハガキに引っかからないでくださいね。