HSPの方で美容院が苦手、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身、子どもの頃から美容院に行くと受付の時から緊張する。美容院の待ち時間も苦手、シャンプーも苦手(シャンプーのお湯が熱くてもぬるくても言えない)緊張してなりたい髪型をうまく伝えられない。美容師さんに話しかけられるのも苦手。
美容院のカット終了後、これでよろしいですか?と鏡を見せられると、気になるところがあったとしても、はやく家に帰りたい一心で「大丈夫です」と答えてしまう。家に帰ってくると、どっと疲れが押し寄せてくる。
そんなに美容院が苦手なら無理して行くこともない、と数年前から美容院に行くことを辞めセルフカットして4年目になりました(*´▽`*)HSPで美容院が苦手な理由と、実際にやっているセルフカット方法をご紹介しています。
- 髪の毛がロングの方のセルフカット方法
- グッズを使って髪の毛を簡単にすく方法
- セルフカットのデメリットとメリット
美容院が苦手な理由
HSPという気質もあり雑談が苦手
シャンプー台で横になると、起き上がるときにめまいがするから苦手
仕事のこととか、普段何やっているのかとか、根ほり葉ほり聞かれるのが苦手。
雑談しているのに話すことを必死、何を話したらいいのか考えるから思いっきり疲れる。しかも美容院に行くと緊張しまくりです。
美容院に行って雑誌を目の前に数冊置かれると、食い入るように本を読み始め、話しかけないでオーラを出しまくっています(*´▽`*)
雑誌を読みまくって美容師さんに話しかける隙を与えない。
美容院で髪の毛をシャンプーして鏡の前の席に座ったら、髪の毛をどのくらい切るのか、どんな感じにしたいのか用件だけ話してあとは雑誌に集中あるのみ。
なかなか相性のよい美容師さんにあたらない
ごくたまに、やさしくて話していても心地よく(緊張しない)美容師としても腕のよい方に当たるのですが、すぐに担当が変わってしまい悲しい思いをしたこともあります。
田舎なので美容院の数も少なく、気に入った美容師さんを探しに遠出する気持ちにならない。普段は仕事で疲れて帰ってくるので、休みの日にはゆっくりしていたい。
かと言って、髪の毛を伸ばしっぱなしではいけない、と始めたのがセルフカット。はじめてセルフカットをしたときは、不器用なのに自分で髪の毛を切ることができるのか?とドキドキでした。
美容院が嫌いすぎてセルフカットを試してみた
美容院に行くのが苦手、ストレスをためてまで美容院に行きたくない。
美容院に行きたくないあまりに、セルフカットを試してみたのが今から4年前のこと。今では美容院に行かず、セルフカットのみで過ごしています。
セルフカットは技術が必要。不器用だと失敗するかも、と思いつつ挑戦してみると思いのほかうまくできました(*´▽`*)
セルフカットはYouTubeなどの動画でたくさん紹介されていますね。
▼ゴム1本で髪の毛をカットできる、この動画の方法を参考にしました。
ヘアゴムひとつあればできるので簡単です。
セルフカットで美容院のストレスがなくなった
はじめてセルフカットをしたときは、髪の毛の長さが肩下15㎝くらいでした。
頭を前に倒して髪の毛を全部前に持ってきて、ゴムでひとつにまとめてからカットする。セルフカットは、ショートカットだと難しいかもしれません。しかし、普段から髪の毛をまとめることの多いセミロングだとセルフカットで十分。
他人は人の髪の毛のことまで、まじまじと見ていないし、セルフカットの腕も慣れるとどんどん上達してきます。うん、なんだかいい感じ。
セルフカットで使っている便利なアイテム
セルフカットでセミロングの長さになってからは、気がついたとき毛先をそろえる程度です。
前髪はちょっとしたコツを覚えれば簡単にカットできるし、クレアクリップという髪の毛を挟んでカットするアイテムを使っています。※クレアクリップは現在販売されていません。
不器用でも髪の毛を簡単にすくことができる便利グッズ
クレアクリップよりも重宝しているのが、サローネのヘアカットブラシ。知ったのは1年ほど前ですが、もっと早くに買っておけば良かった♪と思うセルフカット便利グッズです(*´▽`*)
サローネヘアブラシの特徴は、不器用さんでも簡単に髪の毛をすくことができること。
はじめて使ったときも、失敗することなく髪の毛をすくことができました。
サローネのブラシはコームと2つあって、左側のブラシは髪の毛全体をすくのに使い、右側のコーム前髪や襟足などをすくのに使えます。
髪の毛の長さはセルフカットで短くできても、髪の毛の量をすくって難しいですよね。サローネのブラシなら簡単に髪の毛をすくことができます。簡単に髪の毛をすくことができるので、つい面白くなって使ってしまいます。(※くれぐれも髪の毛のすき過ぎには注意)
特に髪の毛の量が多いと美容院に2か月ほど行かないだけで、髪型がもっさりしてきますよね。セルフカットで髪の毛の長さをカットする動画はあっても、髪の毛全体をすくのは素人には難しい……。
サローネのブラシは刃の向きを変えれば、右手でも左手でも同じようにカットできるし、お風呂で使えば髪の毛をすいた後の処理も簡単。使用後もブラシの背の部分にある刃を抜いて水洗いするだけだからお手入れも楽です(*´▽`*)
根元から髪の毛をすいてしまう、表面の髪の毛をすいてしまうと、髪の毛がぴょんぴょんと立ってしまうので注意してくださいね。
私はサローネのブラシとコームふたつ購入しました。サローネブラシとコーム両方購入すると良いお値段になるので、サローネのブラシだけ買ってみて様子をみてからコームを買い足しても良いかも。
サローネのブラシは3,000円ほどするのですが、美容院に行くことを考えると節約になります。
試してわかったセルフカットのデメリットとメリット
セルフカットのデメリットとして、
人によって上手にカットできるまで時間がかかる
カットで失敗したときに美容院に行きづらい
セルフカットで失敗しないコツは、少しずつカットすること。大胆に切らなければ失敗することは少ないと感じます。
セルフカットのメリットと言えば、
美容院に行く時間とお金が節約できる
美容院一回3,000円で2か月に1度行くとして、1年間で18,000円の節約
美容院一回2時間かかるとして、1年間で12時間の節約
主婦で1年に18,000円も節約って大きいですね。好きな洋服を買ったり、化粧品を買ったり、前から読みたかった本を買ったり、自分のために投資できます。
美容院に行かなくなった代わりにシャンプーをちょっといいものを使ったり、ちょっと贅沢をしています。自分でできることは自分ですると、ちょっと自信もつきますね。
セルフカットで自信がつけば、お子さんの髪の毛をカットしてあげることも可能です。
HSPで美容院がどうしても苦手な理由とセルフカット解決方法・まとめ
HSPだと普段の日常生活を送るだけで疲れやすいことが多々あります。セルフカットで美容院の時間がうくことで、その分自分自身を癒す時間に使えて一石二鳥ですね。
HSPとして日常生活から少しずつ自分が嫌だなと思うことを避けることで、毎日の生活が心地よくなってきました。