9月の上旬に種まきをしたアグロステンマ。
11月になって霜にも負けず順調に大きくなってきたのですが、数日前からアグロステンマのひとつの苗だけ葉がしなしなになり、元気がなくなってきました。
突然、葉がしなしなになってしまったアグロステンマ
こんな感じに葉がしなしなになっています。
他のアグロステンマの苗は元気なのに、なぜひとつだけ?
霜にやられたとしたら全部の苗がだめになっているはずだし、もしかしたら害虫にやられたのか?
良く見ると葉が虫にかじられたような跡もある。
2日ほど毎日様子を見ても、しなしなになったアグロステンマは元気になる様子もない。
しかも、どんどん元気がなくなっている。
苗がどうなっているのか、ちょっと触ってみると、
なんと、ぽろっと、苗が根元からとれていました(´;ω;`)ウゥゥ
お見事ってくらい、キレイに苗が切れています。
心配になり他のアグロステンマの苗を調べてみると、どの苗もしっかりと根づいていました。
よかったです(*´▽`*)
地面のところで根が切れているのは、ネキリムシだと確信。
家にあった殺虫剤スミフェートを株元にぱらぱらまきました。
ネキリムシとは、
各地で普通にみられる種類は、カブラヤガ、タマナヤガ、シロモンヤガ、ヨトウガ各類の幼虫で、加害された若い苗は倒れて枯れてしまうが、虫が隠れてみつからないうちに被害が広がる。幼虫(ヨトウムシとよばれる)は若いうちは緑色で葉裏に群生しているが、成長すると暗褐色になり、昼間は土中に潜って隠れるようになる。
スミフェートは以前、コメリでネモフィラの種と一緒に購入した殺虫剤です。
スミフェートはオルトランのジェネリックの農薬で、オルトランよりも価格が安いです。
害虫は寒い時期12月に活動するとは思わなかったこと。
ネキリムシは植え付けたばかりの小さな苗を狙うもの、だと思っていました。苗が大きくなったとしても油断はできません。
苗の様子をチェックするためにも、毎日の庭の植物の観察は欠かせないです。
大寒波にも負けず、無事越冬したアグロステンマ
年明けの1月上旬、大寒波到来。
1月9日。最高気温-1℃、最低気温-11℃。
福島に住み始めてこんなに寒くなったのは初めてのこと。
アグロステンマの様子は、寒さで葉が凍っても平気な様子。その後、ネキリムシの被害はないです。
葉が凍っては溶けてを繰り返しても、苗に元気がなくなる様子はないです。
腐葉土でマルチングしているだけ、霜よけの不織布はかけていません。
春になり、さらに葉の数が増えてくる
3月7日。最高気温8℃、最低気温4℃。
福島も3月になると、最低気温がマイナスになることもなく、少しずつ気温が上昇。
冬の寒さでくたっとなっていたアグロステンマですが、気温の上昇とともに葉が立ち上がってきました。
さらに1週間後、、、
どんどん葉が立ち上がってきます(*´▽`*)
苗がぐらぐらになり状態が怪しくなる
3月27日。最高気温15℃、最低気温7℃。
お彼岸過ぎて気温がさらに上がってきたせいなのか、また苗の様子がおかしくなってきました。
下の葉が黄色くなり、株元がぐらぐらになっている感じです。苗の様子がおかしく感じる株は2つ。
日当たりのよい、目の届きやすい場所に移植
アグロステンマが成長してからの移植は良くないとは思いつつ、別の場所へ移植することに。
苗の様子が良く分かるよう見えやすい場所にしました。
2か所に分けて移植したアグロステンマ。茎が伸びてくる前に支柱も立てておく。
移植する際、株が20センチ以上大きくなっていたので、株の重さもずっしりしています。
ふぅ、なんとか無事、根を切ることなく移植完了。
もう1か所は、ジャーマンカモミールのそばに移植。
植え付けからネキリムシの被害にあったアグロステンマは、11月に1株と3月に3株。
種まきでたくさん苗が育っているとはいえ、大切に育てている苗が害虫の被害にあうとなんとも言えない気持ちになります(´;ω;`)
↓移植後、開花までの様子はこちらです↓