今年の初夏に地植えしたラベンダーグロッソ。9㎝ポットで購入したグロッソの苗は、直径30㎝以上に成長。
【ラベンダー栽培記録】ラベンダーグロッソの苗の購入→庭に植え付けるまで①
ラベンダーグロッソは耐寒性もあり、株元のマルチングだけで大丈夫だと思っていました。最近購入したラベンダー栽培の本を読むと、寒冷地だと寒風にあたることで葉が乾燥して枯れてしまうことがあると知りました。
高冷地、寒冷地では不織布をかけることによりラベンダーの春の芽吹きが良くなるそうです。
早速ダイソーの不織布と押え杭を買ってきて、地植えのグロッソにかけてみました。
ダイソーで購入した不織布(ふしょくふ)サイズが1.8m×4mと、1.35m×5mと二種類あります。使ったのは1.8m×4mのサイズをひとつと押え杭6本セット×2つです(*´▽`*)
こんな感じでラベンダーグロッソに不織布をかけてみました。
一列ずつ不織布をかけたほうがいいのか?迷ったのですがそのまま使いました。1.8m×4mのダイソー不織布の大きさがぴったり。
不織布をかけて数日は水をはじきますが、1週間ほどすると水を浸透するようになります。
しかし、年末の強風で不織布が飛ばされそうになる
寒風からラベンダーグロッソを守るため、ダイソーの不織布をかけたのですが、先日強風で杭がはずれて不織布が飛んでいきそうなりびっくり。家の中からみて慌て不織布を外しました。
ラベンダー二列の間に空洞があること。使用した杭が少なかったこともあり、不織布の中に空気が入ったことも失敗でした。
対策として一列ずつラベンダーに不織布をかける。杭の長さが15㎝ほどだと不織布が強風に耐えられないのでレンガで押さえることにしました。
不織布をかぶせても、ところどころ隙間が空いてしまいます。
来年は15㎝ではなく、20㎝以上ある不織布を押さえる杭を購入します。
▼ダイソーの不織布と押え杭については、こちらの記事で紹介しています。
【ネモフィラ種から栽培】ダイソーの不織布でネモフィラの簡単霜よけ対策③
今年育て始めた他のラベンダーの寒風対策はどうする?
ラベンダーグロッソは-15℃くらいまで耐寒性があると知り庭に植えたのですが、ストエカス系のフレンチラベンダーは寒さに弱いと知りませんでした。(一昨年夏の終わりに購入したフレンチラベンダーは無事越冬できたので)
今、育てているラベンダーは
- ラバンディン系のラベンダーグロッソ10株(地植え)
- 花が咲くとうさぎの耳のようで可愛らしいストエカス系のフレンチラベンダー(地植え)
- 葉がギザギザで特徴のあるデンタータ系のデンタータラベンダー(冬は室内)
寒冷地でストエカスラベンダーは鉢植えで育てる
ストエカス系のフレンチラベンダーは暑さに強い反面、-5℃ほどと耐寒性が低いです。知らずに地植えしてしまいました。
ラベンダー栽培の本を買って分かったのですが、寒冷地でストエカスラベンダーを育てる場合は、鉢植えにして寒くなったら室内に取り込むほうが安心です。
室内のラベンダーの置き場所は半日程度光があたる窓際が◎暖房などの温風が直接当たらないように気をつけます。
デンタータラベンダーは、アマゾンで買った不織布プランターに入れて栽培中のイタリアンパセリと一緒に窓際に置いています。
水やりのあと不織布プランターから水がもれないよう、衣装ケースの中にいれました(*´▽`*)
昨年購入したストエカスラベンダーは夏の終わりに購入、秋に地植えしたところ今年の初夏にたくさんの花が咲きました。(その後、移植したため枯れてしまった)
▼昨年の夏の終わりに購入、今年の春先のフレンチラベンダーの様子。
マルチングも何もしなくても無事越冬、株の大きさも一年で3~4倍に大きくなりました。
ラベンダーについて勉強する前だったので、今年もストエカスラベンダーは地植えで大丈夫と思っていたのですが、
2020年の終わりは大寒波が来るそうなので、地植えのストエカスラベンダーに不織布をかけました。
ストエカスラベンダーは地植えしてしまったので、12月の中旬に寒風から苗を守るため、不織布をかけました。
寒冷地で地植えでストエカスラベンダーを育てる場合は一年草扱いとして。と本に書かれていたのですが、その年によって寒さも違うので実際に育ててみないとわからないですね。
ラベンダー栽培で参考にしている本は、趣味の園芸のラベンダー12か月栽培ナビです。2020年の3月に発売されたものです。
趣味の園芸のラベンダー栽培の本は、関東地方以西が基準として説明されています。寒冷地の栽培方法については数ページだけ。
なんだ~使えないかも、と感じたのですが、
- 年間のラベンダーの栽培方法が書かれていること
- ラベンダーの系統別早見表や寒冷地の植栽プランがわかる
- 挿し木の方法が写真付きで詳しくわかりやすい
本そのものも手のひらよりちょっと大きめのサイズ、厚みも1㎝ほどとコンパクト。気軽に開いてみることができるのが気に入っています。読むというより、目で楽しみながらラベンダーの知識が身につきます。
寒冷地の場合は年間の栽培方法は1か月ほどずらして考えればいいし、こんなにラベンダーの種類があるんだ。今度は違う種類のラベンダーを育てたいとワクワクします。
ラベンダーの栽培方法はネットの情報でも手に入れることができるのですが、価格も安いし一冊は持っていても損はしないですね(*´▽`*)