寒冷地の福島県南で育てる露地栽培の種から育てるネモフィラ。ネモフィラのインシグニスブルーを2020年の9月に種まき。
年末年始の大寒波を乗り越え、ついに霜よけの不織布をはずすことにしました。
大寒波の記録はこちら、寒冷地の露地栽培は無理だった?ネモフィラ・ストック・キンギョソウ・ルピナス・アグロステンマの冬越し状態は?
2月11日。最高気温6℃、最低気温-6℃。
暦の上では春に入っています。最低気温も低くても-6℃前後。日中は気温が10℃以上になることもあります。
まだまだ朝晩は寒さは続きますが、不織布をかけっぱなしだと風通しも悪いこと。ネモフィラの開花までに時間がかかりそうだと感じました。
不織布をべたがけして霜よけした感想は、不織布をかけても-3℃ほどで苗が凍ることがありました。
不織布をかけることで寒風から苗を守ることができたので成功です(*´▽`*)
いざ、不織布をはずしてみると、ところどころ葉の変色はあるけれど、なんとか生きています。
東側花壇の不織布をはずしたネモフィラの苗です。
3か月半前は、こんなに小さかったネモフィラの苗。上はストックの苗、下がネモフィラの苗です。3か月の間、ネモフィラの苗は込み合ってきて何個か間引きしました。
東側の花壇で一番元気なネモフィラの苗。東側の花壇でも日当たりの良い場所です。苗が青々として大寒波にも負けず元気に育っています(*´▽`*)
寒さのダメージを一番に受けた弱ったネモフィラの苗。ネモフィラの苗のダメージありとなしで差が激しすぎです。
東側の花壇の中でも日に当たる時間が少なかった場所です。
同じ花壇のネモフィラでもダメージがあった苗は、
- 日当たりの時間が少なかった
- 不織布に隙間があり、しっかり苗をおおっていなかった
- 株元を覆うマルチング(バーク追肥)の量が少なかった
- もともと育ちの弱い苗だった
しっかりと不織布をかけるのはもちろんのこと、間引きがもったいないと苗の選別をしなかったので、成長に差が出たのでは?と感じています。
寒波に負けず元気なネモフィラ苗は、
- しっかりとマルチング、不織布でおおわれていた
- 元気がない苗に比べ、日当たりの時間が極端に少なかった
- 生育の良い苗だった
ネモフィラの苗を越冬させる中でも、日当たりの時間が長いということが、冬越しのコツだと感じました。
不織布を外してから、うすめた液肥(ハイポネックス)を与えました。不織布をはずしてから
- 日当たりが良くなったこと
- 風通しが良くなったこと
のせいか、苗全体が元気になってきているのがわかります。
種まきから5か月。東側花壇のネモフィラに、初めてのつぼみ発見
不織布をとりのぞいて2日後。東側の花壇のネモフィラの苗に、かわいらしいつぼみを見つけました。手のひらよりも二回りほど小さなネモフィラの苗。
庭の中でも一番日当たり時間の長い場所に植わっています。
不織布をはずしてから日中暖かい日が続いたので、一気に成長したのかも。
不織布を外してから4日後、葉が立ち上がってくる
2月16日。最高気温5℃、最低気温-3℃。
4日後、大雨が降り次の日のネモフィラ。たっぷり降り続いた雨のせいか、不織布をはずしてから風通しと日当たりが良くなり成長してきたのか、
土の上にへばりついていたネモフィラの葉に変化がありました。
こちらは南側の花壇のネモフィラ、半日陰で育っているので日当たり組に比べ、葉の数は少ないです。
写真だとわかりづらいかな?苗の中央から葉が立ち上がっています。
南の花壇の別のネモフィラです。苗の中央から葉が盛り上がっているのがわかります。葉もワサワサに茂ってきて
不織布を外したときは、パリパリになって乾燥していたネモフィラの葉も、やわらかく元気になってきています。
葉の先が紫色になっているのは、寒波で葉のダメージを受けたのではなく紅葉だと思っています。
ネモフィラ開花1号
2月21日。最高気温14℃、最低気温1℃。
やった~(*´▽`*)
種まきから5か月。ついにネモフィラが開花しました。東側の花壇の小さなネモフィラの苗です。
朝見つけたときは嬉しくてたまりませんでした。
ネモフィラの花の色は濃いブルーでした。(トーホクのネモフィラの種です)
苗が小さいせいかネモフィラの花の大きさは1.5センチほどと小さいです。花の大きさが日当たりや苗によって変わるのか気になりますね。
不織布をはずしてから10日ほど。朝晩は冷え込むのですが日中暖かい日が続いたのからかもしれません。
ネモフィラは朝になるとつぼみが開いて、夜になるとつぼみが閉じます。頑張って育っているネモフィラを見ているとかわいくてたまりません。
5日後、また同じ苗にちいさなつぼみがつきました(*´▽`*)
2月27日。最高気温3℃、最低気温-3℃
2月も終わり、朝も冷え込む日が少なくなってきたと思ったら朝から雪でした。庭一面をうっすら雪が積もる程度です。
咲いたばかりのネモフィラ、またつぼみもついたのに。心配をよそに、雪のドームの中でもネモフィラは元気そうでした。
2月28日。最高気温9℃、最低気温-1℃。
日陰だとネモフィラの育ちがわるいことがわかり、いくつかの苗を日当たりの良い場所に移植しました。(ネモフィラは直根性で移植を嫌うので根を傷つけないよう慎重に)
移植が成功して、うまく苗が育つのを祈ります。
3月7日。最高気温8℃、最低気温-2℃。
朝の冷え込む日が少なくなり、日中の気温が二桁になる日も出てきました。
お彼岸が近づき日当たりの時間が変わってきました。建物の陰になり明るい日陰だった南側の花壇の日照時間が伸びています。
ネモフィラの葉の数も増えてわさわさ茂ってきました。
ネモフィラの花はこの間咲いたひとつだけ。
まだ一週間の中で朝晩氷点下の日が数日あります。安定して暖かくなってきたら、どんどんつぼみも増えるのかな?
3月15日。最高気温12℃、最低気温-1℃。
まだまだ開花はひとつだけ。
葉の数が少なかった、冬の間葉がパリパリになってしまった東側のネモフィラの苗。
白っぽいのは肥料のマグァンプKです。
3月中旬の時点(種まきから半年)で、生き残ったネモフィラの苗は26個。ダイソーのネモフィラ一袋とトーホクのネモフィラ一袋。
大寒波を乗り越え、良く育っていると感じます(*´▽`*)
桜の開花と同時に花の数が増えてくる
4月になり福島でも桜が開花。気温の上昇とともにネモフィラの花の数が日に日に増えてきました。
4月1日。最高気温17℃、最低気温3℃。
微妙にネモフィラの花の色の濃さが違うのが気になる。
こちらのネモフィラは濃いブルー。
しかし、こちらのネモフィラは薄いブルーですね。
もしかしたらネモフィラのブルー色の濃さの理由は、
- トーホクのネモフィラ=色が濃い
- ダイソーのネモフィラ=色が薄い
のかもしれません。
色の濃さは別として、
とっても開花したネモフィラはとってもかわいいです(*´▽`*)
こっちはダイソーのネモフィラ、半日陰に植えていたのですが成長が遅く2月になってから移植したのですが、無事根付いて開花しています。
毎日花の数が増えています。
ネモフィラは移植に弱いと聞いていますが、一番太い根を切らなければ移植することも可能みたいです。
チューリップのつぼみも見えてきました。ネモフィラとチューリップのコラボまであと少し。
開花が楽しみです。
長くなってしまったので、その②に続きます。
ネモフィラの種を追加購入
寒冷地ネモフィラ露地栽培、成功する気がしたので前から欲しかったネモフィラの種を買いました。2月下旬、ペニーブラックの種はなかなか販売しているショップが少なかったです。
ネモフィラペニーブラックとネモフィラマキュラータを購入。ペニーブラックはこぼれ種で増えやすいと聞くし、苗で買ったほうが早いかな?と思ったのですが、
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種で買いました(*´▽`*)
3月のはじめにネモフィラ3種類の種まき。秋まきと春まきの育ち方の違いをみてみます。
ブルーのネモフィラの種は、あちこちのホームセンターで売られていますね。値段はどこもだいたい同じ200円程でした。