2020年ダイソー花の種、ストックスプレーミックスを9月中旬に秋まき、無事越冬させました。
1月中旬のストック。最高気温が1℃ほどの時も。不織布をしていても、葉が凍ってしまう→日中になると何とか溶けるを繰り返しています。
不織布をはずしたばかりの頃は、まだ苗の元気があったのですが、
【100均ガーデニング】ダイソーストックスプレーミックス栽培・不織布効果は?②
2月中旬から3月にかけ日が経つごとにストックの苗の元気がなくなってきました。育てた苗も半分ほどがだめになってしまうことに。
不織布をはずしてからも、全く大きく成長する様子がありませんでした。むしろどんどん元気がなくなってくる。
2月後半、ストックの苗がどんどん元気がなくなってくる
2月の後半のストック。ストックの葉の色も緑から→黄緑→黄色に変わってくる。下の葉だけでなく、苗全体の葉が黄緑っぽくなってきます。
調べてみると、葉の色が黄色っぽくなるのは、
- 風通しが悪い
- 肥料不足
- 日照不足
風通しが悪いのは、不織布を11月から2月中旬まで、べたがけしっぱなしだから良くなかったのか?
元肥として植え込み時にマグァンプKをまいたので大丈夫、と安心していたのですが、苗にたいして肥料の量が足りていなかったのかも知れません。
ハイポネックスを1週間に1度ほど与えていたのですが、全くと言って良いほど元気になる気配がない。
想像以上に弱まってしまったストックの苗
そんなことをしているうちに、今度は植え付け時よりも小さくなった苗が出てきました。葉もしんなり垂れてきてしまい見るからにおかしい。
左の一重のストックの苗。右は八重のストック。明らかに一重のストックが弱っているのがわかります。
良く苗を見ていると、茎がぱっくり割れているのを発見。同じように茎が割れているストックは、みな一重の苗でした。
ネットで調べてみると、ストックの茎が割れてしまうのは、ホウ素欠乏だそうです。
ストックを花壇に定植したのが9月中旬、不織布をはずすまで5か月間は肥料を与えていなかったこと。
ストックは弱酸性の水はけのよい土が適しているのに、ダイソーの種の袋の後ろに特に記載がないからと、土質を考えず定植してしまったのがよくなかったです。
新芽の先端が黄色っぽくなる苗もあります。不織布をはずしてから水やりは自然に任せていたのですが、もしかしたら水分が足りなかったのかもしれません。
大寒波で葉が凍ったり、とけたりを繰り返していたのでダメージが大きかったのかなぁ。
生育の悪いストックの苗を引っこ抜く
3月14日。最高気温10℃、最低気温3℃。
生育の悪いストック。新芽が出ているのを見ると、このまま放置して育つのを待とうか?と思ったのですが、思い切って引っこ抜きました。
残ったストックの苗、26個→11個に激減。
南側のストックの苗です。秋にはこんなにたくさんあったのに、
3つになってしまいました。
南側の庭はお彼岸が近づくにつれ午前中の日照時間が増えてきたのに。もったいない。
南側のストックです。
3か月前、年内はこんなに元気でした。
3月中旬のストック。3か月経ったのに、苗の大きさもほとんど変わっていません。
お彼岸すぎ全滅したと思ったストックが復活
3月24日。最高気温17℃、最低気温6℃。
お彼岸を過ぎてからどんどん気温が上昇。福島も春らしくなってきました。
ストック栽培は失敗かもしれないけれど、寒風に耐え頑張って成長してきたストックを見殺しにしたくない。
追肥としてマグァンプKを株元にパラパラまいたり、ストックの黄色くなった下の葉を取り除いたりして様子を見ていると、
すくすくと成長してきてびっくり(*´▽`*)
なんと脇芽が出てきました。こちらは東側花壇のストックです。
こちらは南側の花壇のストック。東側のストックよりも、しっかりした苗に成長しています。
日の出の時間が早くなり東側の花壇よりも日当たりの時間が長いです。
良く見ると、中央に花芽が上がってきているのわかりますか?
東側のストックも見てみると、南側のストックと同じように花芽が上がってきています。
ああ~、ストックを引っこ抜かないで、諦めないで良かった~。
花を育てるのは初心者で、全部が全部うまくいくとは限らないけれど、種から育てた苗が成長してくるのは子育て以上に嬉しい。
さらに一週間もすると、、、
やった~どんどん茎が伸びてきています。
東側のストックです。
こちらも東側のストック。開花まであと少し。葉の色も黄緑から緑になり、苗が元気になってきているのがわかります。
開花まであと少し。頑張れ~。
まとめ
寒冷地で露地栽培冬越し、なんとか元気に復活したストックスプレーミックス。
ダイソーのストックスプレーミックスの袋に記載してあった栽培方法には、東北地方は秋まきとなっていたのですが、
冬場-10℃を下回る寒風が強く吹く地域ではストックの露地栽培は難しい。
ストックの花壇の土づくりが良くなかった、不織布をして大寒波のあと(1月中旬頃まで)はスクスク成長していたことを考えると、
無理に秋まき、寒冷地の露地栽培はしないで、
- 寒冷地の露地栽培なら種まきを春にする
- 秋まきするなら露地栽培ではなくプランター栽培にする
ほうが良かったと感じます。
秋まきは種からの栽培期間が長いので管理が大変でした。(霜よけをしたり不織布をかけたり。手間とお金もかかります)
寒冷地だと秋まきしても気温が低いので、苗の成長が感じられないので無理して秋まきする必要もないと感じました。
それでも頑張ってお世話した花の苗が、すくすく成長する姿を見るのはガーデニングの醍醐味ですね。