園芸初心者でも簡単に育てることができると聞き、種まきから挑戦してみたノースポール。
福島県南で寒冷地にも関わらず露地栽培。腐葉土とダイソー不織布を使い霜よけをしたのですが、秋からほとんど苗が大きくならないと、思ったのですが、春になりすくすく大きくなってきました。
種まき成功です(*´▽`*)
一度家の中に入れたのですが、花は咲いても花弁が少なくて。枯れてしまいました。
▼詳しくは過去記事に書いてあります。
【寒冷地の秋まき露地栽培】ノースポール種から栽培つぼみがつくまで①
栽培失敗と思った露地栽培のノースポールが急成長
種まき失敗したかな?お彼岸過ぎの気温の上昇とともに、ノースポールがすくすく大きくなってきました。
日の出の時間が早くなり、朝からたっぷり日差しを浴びています。
家の中の窓から見ても、苗が大きくなっているのがわかるくらい。
4月4日。最高気温17℃、最低気温9℃。
苗の大きさは7センチほどかな?今育てている苗は7つほど。本当はもっと苗の数が多かったのですが、
2月に不織布をはずしてから、なかなかノースポールが大きくならない、と引っこ抜いてしまいました(´;ω;`)ウッ…
今順調に成長しているノースポールは、南側の花壇に苗が3センチくらいの大きさの植えつけたもの。
花の大きさは1.5センチほど。肥料は春先にマグァンプKを苗のまわりにパラパラまき、2週間に1度ほど、薄めたハイポネックスをあげています。
南の花壇と東の花壇にノースポールを植えているのですが、日当たりの時間が長いほうが苗の成長が早いです。
4月3日。最高気温18℃、最低気温9℃。
つぼみも増えてきました。
こちらは南側の花壇。冬の間は建物の影になってしまい、ほとんど日が当たりません。
3月に入り、お彼岸に近づくにつれて午前中の日照時間が増えたこと。気温の上昇とともに成長が進んでいます。
東側の花壇にもノースポールを植えているのですが、南側の花壇に比べると苗の大きさが半分くらいしかありません。
ノースポールのほかに、ネモフィラやストック、キンギョソウなど種から育てていますが、その植物に適した気温になればスクスク成長するんだなぁ、と納得。
毎日庭をパトロールして、植物の状態をチェックするのも大切ですね。
5月になりノースポールの背丈が15センチほどに
さらに1か月以上経過……。種まきから7か月。
5月9日。最高気温22℃、最低気温9℃。
小さかったノースポール。5月になりさらに気温が20℃を超えるようになると、ホームセンターの9センチポット以上のサイズに大きく成長してきました。
新しいつぼみが次から次へとできています。
ノースポールの背丈は15センチ~ほどかな。
引きの写真がこちら。
秋に庭に植えたときは、4センチにも満たない苗だったのに……。手入れもほとんどなく、害虫の影響もなく、どんどん大きくなっています。
5月後半、ノースポール満開になる
5月28日。最高気温24℃、最低気温12℃。
気がついたらノースポールが満開になっていました(*´▽`*)
ノースポールは臭いとか耳にしたのですが、気になるにおいは感じられませんでした。
見てみて、たった5株ほどなのに、想像以上に花がたくさん咲いています。種の袋の写真そっくりのノースポールになり感激。
さらにアップの写真がこちら。
ノースポールの花の直径は3センチほどです。
さらに引きの写真がこちら。3週間でここまで成長する?と、ノースポールの成長ぶりにびっくり。3週間前に比べると、花の数がぐっと増えているのがわかります。
こちらが3週間ほど前のノースポール。花つきの違いがわかります。
6月中旬ノースポール撤収
6月8日。最高気温27℃、最低気温14℃。
左側のノースポールは春先にプランターから植えたもの。右側のノースポールは昨年の秋に3、4センチほどの小さな苗の時に露地植えしたもの。
春先に植えたノースポールは、株が小さくもう少し花を楽しめるかな?と思ったのですが、梅雨入り前なのに激しい風雨が続くこと。
ところどころ種ができてきたこともあり、ノースポールを撤収することに。
ノースポールはこぼれ種でも増える、と聞きました。ノースポールを根っこから抜いた後、苗を振り種を土に落とすようにしてみました。
これで発芽するかわからないですが……。何事も経験(*´▽`*)
ノースポールを撤収してから3週間後。ノースポールの植えてあった場所に、小さな双葉がたくさん出ているのを発見。
まるで種まきしたように、面白いくらいたくさん発芽。ギザギザの特徴のある本葉が出てきてノースポールだとわかりました。
ノースポールを撤収する際、種をつけていた花は少しだけ。ノースポールの苗を引っこ抜いて、種を振り落とすようにしたけれど、まさかこんなに発芽するなんてびっくり。
せっかくこぼれ種が出てきたのですが、夏越しはできないと思いほとんどとりのぞきました。
寒冷地でもノースポールは無事越冬
ノースポールは寒冷地(この冬の最低気温は-11℃。寒風が強い地域)でも、無事越冬しました。
霜よけには腐葉土とダイソーの不織布を使用。
ダイソーの不織布は全部で8つほど使用したのですが、いい仕事をしてくれましたよ(*´▽`*)
まとめと感想
ノースポールは発芽率もよく栽培も簡単。害虫被害もなく種まきから開花まで問題なく育ちました。日陰よりも日向のほうが花つきもよく育ちます。
(昨年の秋に種まきした、ネモフィラ・キンギョソウ・ストック・アグロステンマの中でも一番楽だったも)
10月になり種をまいて最初に花が咲いたのは2月ですが、(一時的に室内に入れたノースポール)その後枯れてしまう。
露地植えで不織布をかけて越冬したノースポール→4月の頭に開花。種まきから開花まで6か月。
ノースポールの開花期間は、4月から6月の3か月間でした。(6月半ば、他の苗を植えるためノースポールを撤去)
ノースポールの背丈は咲始めは15センチほど。最終的には25センチほどまで成長します。背丈の低い花が影にならないようにしたいですね。
ノースポールは露地植えでなくても、プランターでも育つので、種まき初心者さんにおススメの花の種です。
寒冷地の場合、秋まきだと種まきしてから1か月半ほどで霜が降りてしまい、寒さで苗が大きくならないです。
もしノースポールを秋まきするなら、ポットで苗を大きくしてから春先に庭に植えつけるのが良いかもしれません。
露地栽培だと日当たりは変えられないので、プランター栽培するのも良いかも。
ノースポールの種は楽天のIvyで購入しました。
手書きの育て方のメモも同封されていて、種まき初心者でも安心して育てることができましたよ(*´▽`*)
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ここまで記事をお読みくださり、ありがとうございました☆