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【2021年】寒冷地春まきのネモフィラ栽培(3種)3月~開花まで

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昨年(2020年t)寒冷地の福島南部でネモフィラの秋まきに成功。露地栽培で無事越冬、ネモフィラが開花したので今度は春まきに挑戦してみることに。

ネモフィラ秋まき、開花までの様子はこちらの記事で紹介しています。

今回種まきするネモフィラの種は、

  • インシグニス
  • マキュラータ
  • ペニーブラック

の3種類です。

ネモフィラ 3種
栽培する地域福島県南部
種まきの方法ポットに数粒ずつ種まき、その後地植えかプランターに定植
種まきの時期3月の前半と3月の後半の2回

 

ブルーのインシグニスのネモフィラの種は、ホームセンターや業務スーパーなどで手に入るのですが、マキュラータとペニーブラックは通販で購入しました。

春まき第一弾ネモフィラを室内で種まきするものの徒長

ネモフィラ春まきとして、試しに3月の頭に室内で種まきしました。

3月6日。最高気温14℃、最低気温-4℃。

3月といってもここは寒冷地。朝晩は肌寒いです。ネモフィラの種まき用の土は、赤玉土(小)を使用。6センチの連結ポットと空いたカップに数粒ずつ種まき。

室内の簡易ビニール温室(無加温)に入れて、5日間ほどで発芽。ちなみに床暖は23℃ほどに設定してあります。

ネモフィラの発芽の順番はインシグニス→ペニーブラック→マキュラータの順。

ごめんなさい、写真は撮り忘れました。

室内の温室だと風がないので、徒長しまくり。ダイソーの培養土があったので増し土をしたのですが徒長はとまらず。

ダイソー 培養土

3月25日。最高気温17℃、最低気温6℃。

種まきから約20日後、お彼岸も過ぎたので外に出しました。(苗が小さいので軒下に置いてあります)あまりに徒長がはげしいものは引く。

ネモフィラ 徒長

前回の秋まきでは、袋の種をすべてまいてしまったのですが、気温によって発芽しないこともあるので少しずつまくと良いのがわかりました。

第二段のネモフィラ春まき

3月27日。最高気温15℃、最低気温7℃。

徒長が激しく、しっかり育つか心配だったので3月の後半にさらに種まき。

今度は黒ポットに4粒ずつまいてみることに。

過去の種まきで発芽率の良かった赤玉土(小)を、黒ポットの半分より少し多めに入れ、水をあげて土を湿らせます。

種まき 黒ポット
育苗用の黒ポットはダイソーで売ってました

順番が逆になってしまったのですが、ネモフィラ3種の種の大きさ比較です。

ネモフィラの種は小さすぎることなく、種まきしやすいです。インシグニス、ペニーブラック、マキュラータの種を比較すると、

マキュラータが少し種が大きくて、ペニーブラックとインシグニスがだいたい同じくらいの種の大きさです。

ネモフイラ 種

4粒くらいずつ種をまき、種の上にダイソーの培養土を少しかぶせて、室内の無加温簡易ビニール温室の下段に入れておきました。

種まき完了!

ネモフィラ 種まき

発芽したので外に出すことに

種まき後数日で発芽。発芽したのは、前回と同じくインシグニスから。種まきから1週間後。

桜も開花して福島の日中も暖かくなってきました。

4月4日。最高気温17℃、最低気温9℃。

インシグニスは、種まきした6粒発芽。あとの2粒も発芽しそう。

画像右がインシグニスブルーです。

ネモフィラ 発芽

秋まきと違って立ち枯病の心配もなさそうだし、春まきの方が種まきが楽かもしれません。

第一弾の徒長組の春まきネモフィラ→ポット、地植え、プランターに

春だから?種まきしてからのネモフィラの成長が早い。

種まき後4週間で本葉が出てきたので、黒ポットと地植え(庭の3か所)、プランターに定植しました。

▼南側花壇の地植え組。全部インシグニスブルーです。この後、全部東側の花壇に移植しました。

ネモフィラ 地植え

▼プランター組。マキュラータかペニーブラック。この後、南側の花壇に移植しました。

ネモフィラ プランター 本葉

育苗しているネモフィラのポットはたくさんあるので、うまく育つか挑戦です。

追記。プランター栽培は途中からやめて露地栽培に変更しました。

【失敗】3月下旬に種まきしたネモフィラ種が枯れる

春まきネモフィラ第二段。3月下旬に種まきしたネモフィラ3種類が枯れました。

原因は、ポットに移植したあとの水のやりすぎ立ち枯病です。

ネモフィラを赤玉土から培養土に移植した際は、根も張っていて元気だったのに……。

ポットに移植してから気温が高い日が続いたので、水切れが心配になり必要以上に水を与えすぎてしまったのがいけませんでした。

植え替えたネモフィラの苗を日陰に置かず、直射日光の当たるところにいきなり出したのも良くなかったのかも。

3月上旬に種まきしたネモフィラの苗は生き残っているので、そちらをレポートしていきます。

ネモフィラ種まきから2か月と3週間、ペニーブラック

5月23日。最高気温19℃、最低気温11℃。

ネモフィラ春まきから2か月と3週間。南側の花壇に定植したネモフィラに、次々とつぼみがつき始めました。

春まき 寒冷地 ネモフィラ 蕾

秋まきのネモフィラと違い、春まきのネモフィラは葉が青々してキレイです。(寒さで葉が傷まないので)

秋まきのネモフィラに比べて株は3~5センチと小さいです。

つぼみがついた順番は、ペニーブラック→マキュラータ→イグニシスブルーの順番です。

春まきネモフィラ3種開花はじまる~

5月29日。最高気温23℃、最低気温13℃。

ネモフィラペニーブラック開花(*´▽`*)種まきから2か月と3週間。庭に定植してから3週間ほど。

ブラックと花びらの白のふちどりがなんともかわいらしいです。

ネモフィラ ペニーブラック

ネモフィラマキュラータも開花(*´▽`*)

これこれ、マキュラータが一番見たかったネモフィラです。紺と白のコントラストがなんとも言えません。

ネモフィラ マキュラータ

最後にインシグニスブルーも開花。

イグニシスブルー ネモフィラ

日中は暑いく感じるくらい、福島も急に気温が上がってきました。

春まきで心配していたのは、

  • 春で気温が高くなると徒長してしまうこと
  • 梅雨入りが早くなると花を楽しめる期間も少なくなること

でした。

梅雨入りしてしまった後のネモフィラが心配ですが、開花までたどりついたので一安心。

春まきでネモフィラがネキリムシの被害にあったのは3株でした。

露地栽培のネモフィラがネキリムシに……。試してみた対策と予防法

ペニーブラックの苗と花が大きくならない

ペニーブラック、マキュラータ、インシグニスブルーと春まきしたのですが、不思議とペニーブラックだけ苗が大きくなりません。

ネモフィラ3種とも同じように種まき植え付けしたのですが……。

マキュラータとインシグニスブルーは花の直径が2センチ以上あるのに、マキュラータは1~1.5センチほど。

ミニミニペニーブラックって感じです。卵の殻をまき過ぎたからなのかな。

ネモフィラ ペニーブラック

この1、2週間日中30℃近くになる日が多いこと。もしかしたらペニーブラックは暑さに弱いのかな?

マキュラータが一番暑さにも負けず、元気に咲いています。

ネモフィラ マキュラータ

インシグニスブルー。徒長しながらも花を咲かせています。

春まき ネモフィラ 寒冷地

寒冷地春まきのデメリットとメリット

温暖化の影響もあり、春先の気温が高くなっていること。5月や6月でも夏日のように暑い日があったり。

春まきで気温が高い日が続くので秋まきのネモフィラと比べると、すくすく苗が育っていないような感じです。

ネモフィラ春まきのデメリット

  • その年の春先の気温に左右されてしまう
  • 植え付けが遅くなると開花が梅雨入りとぶつかってしまう
  • 秋まきにくらべて開花時期が短い

寒冷地でネモフィラを春まきして開花まで3か月ほどかかるので、3月に種まきしても開花は6月。気温が高くなると花も元気がなくなってしまうような。(20℃~25℃くらいがネモフィラが一番キレイに花が咲く気温で、30℃を超えると苗がぐったりしていました)気温が上昇するとどうしても徒長してしまう株も多いです。

今回の春まきのネモフィラの開花が5月後半。ネモフィラが満開になる前に梅雨入りしてしまうと、徒長して株が乱れてしまいうまく育ちにくいです。

  • 秋まきのネモフィラの開花時期が2月中旬~5月のゴールデンウィークあたり
  • 春まきのネモフイラの開花時期が1か月ほど

春まきネモフィラは5月の後半から6月の後半と開花時期が1か月ほどしかなく、ちょっと寂しく感じました。

▼徒長して倒れてしまったネモフィラ。株が思いっきり乱れています。

ネモフィラ 徒長

同じように栽培しても徒長しない株もあるので不思議です。

▼株が乱れず育っているマキュラータ。

ネモフィラ マキュラータ

春まきだとネモフィラが開花したと思ったら梅雨に入ってしまうこと。雨が多いと苗は徒長してしまうし、気温が高い地植えにせずプランターで栽培すれば移動できるので良いのかな、と感じました。

メリット

  • 株が寒波で傷まずキレイに育つ
  • 種まきから開花までの時期が短い
  • 種まき時期に気温が高くなりすぎず徒長しにくい

ネモフィラ春まきのメリットは、秋まきと違い霜や寒風にさらされることがないので、株が傷みにくいこと。

種まき時の気温が高くないので、秋まきのときに悩んだ発芽後の徒長がないのもメリットのひとつです(*´▽`*)

種まきから開花までの期間が短いから手入れも楽です。気温があえばスクスクと育ちます。秋まきに比べて種をまく→3か月ほどで開花するので、秋まきの手入れに比べるとぐっと楽に感じました。

秋まきのネモフィラで肥料を与え徒長してしまったこともあり、

春まきのネモフィラは全く肥料を与えていません。

寒冷地春まきのネモフィラ・感想

寒冷地の春まきネモフィラは、秋まきネモフィラに比べて種まきから開花の期間が3か月かからずと短くて楽。

その年の春の気温によって差が出ることがわかりました。4月でも雪が降る年もあれば、4月の後半から初夏のように暑くなる年もあるので。

今回はプランター栽培から露地栽培に変えて育ててみたのですが、

プランター、露地栽培(露地栽培でも日当たりなど場所を変えてみる)と栽培方法を変えることで、もしかしたらうまく育てることができるのでは?と感じました。

  • インシグニスブルー
  • ネモフィラ ペニーブラック
  • ネモフィラ マキュラータ

ネモフィラを3種類春まきで育てた中で、一番株が乱れずキレイに開花し続けたのは、マキュラータでした。

ペニーブラックは開花しても、なぜか株が大きくならなかったです。

個人的には寒冷地でも秋にネモフィラを種まきして株を大きく育てる方が見ごたえがあり良いかなと思っています。

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