抜いても抜いても生えてくる庭の雑草をなんとかしたい、とグランドカバーにリッピアを植えつけて9か月。
庭は岩盤で水はけのよい土。庭全体を土壌改良しなかったため、思った以上にリッピア(ヒメイワダレソウ)の広がりませんでした。
リッピアを植えつけた後、ロンギカウリスタイムを植えつけてみたのですが、タイムの方がリッピアに比べ倍以上広がり方が早かったです。
寒冷地3月のヒメイワダレソウの芽吹き
リッピア(ヒメイワダレソウ)は3月の上旬になって、少しずつ芽吹いてきました。
小さな葉っぱが、ちらほら出てきているのがわかります。
春先になってリッピアに肥料を与えることなく、水やりも天候に任せています。
寒冷地3月のタイムの芽吹き
タイムもリッピアと同じく3月の頭から芽吹きが始まりました。
タイムは冬の間、霜よけとして腐葉土をかぶせたくらい。
4月になってからリッピアとタイムの芽吹きに差が
寒冷地で3月はまだ気温が低くかったのですが、4月の桜の開花とともに気温が急上昇。
リッピアとタイムの成長に差が出てきました。
リッピアは葉っぱが少しずつ増えてきてきたところ。成長していないかな?と砂利の部分をどかしてみると、見えないところでランナーをどんどん伸ばしていました。
引きの写真で見てみると、うっすら緑になってきたかな、という感じ。これから夏にかけての成長がどうなるか楽しみです。
こちらはロンギカウリスタイムです。4月になってどんどん大きく成長。濃いピンク色は花芽ですね。
密集していて雑草が生える余地もないです。9センチポットで購入したのに、5倍以上に広がりました。
タイムはロンギカウリスタイムとクリーピングタイムを植えつけたのですが、
ホワイトのクリーピングタイム。葉の大きさもロンギカウリスタイムよりも小さいです。
ロンギカウリスタイムの方が、広がり方も増え方も早いですね。
リッピアは日当たりの良い場所と日陰で成長に差が
リッピアは日当たりの良いところの成長が早いです。木の根元に植えた日陰になる場所のリッピアは、まだ芽吹いていません。
まとめ
ここまでにわかった、リッピアとロンギカウリスタイムのデメリットとメリット
リッピアは土壌改良しないと広がり方が遅い。春先の成長が遅いので、密になるまでは雑草を引っこ抜かなければならない。
ロンギカウリスタイムは春咲きの成長が早い。花を咲かせた後種をつけるので、種を飛ばさないようにするためには花後の刈り込みが必要。
寒冷地だと10月あたりからリッピアの地上部が枯れてくるので、見た目は寂しくなりますね。タイムは11月後半でも、まだ葉が緑でした。
リッピアとロンギカウリスタイム。どちらも良いところ、悪いところがあります。お互いの良い点をいかしながら、どちらが自分の庭にあっているのか検証していきます。