2020年の9月に種まきした、100均、ダイソーのジャーマンカモミール。
無事に越冬して春を迎えたのですが、気温が高くなるにつれ苗に異変が……。
【2020年】寒冷地でジャーマンカモミールを秋まき栽培できるか試してみるよ③
ジャーマンカモミールの葉が黄色く変色、原因は?
すくすくと緑色で元気に育っていました。しかし、4月の中旬ごろから、葉が黄色く変色しはじめました。
株の中の方が蒸れて黄色く変色しています。
葉が黄色く変色した原因は、蒸れだと感じています。ここのところ、急に日中の気温が高くなってきたこと。(今まで最高気温は15℃ほどだったのに、急に20℃越え)
ダイソーのジャーマンカモミールを植えた場所は、庭の奥の方。建物がある手前なので、どちらかというと風通しが悪い場所です。
土壌改良したつもりですが、水はけが悪かったのかもしれません。
同じように種まきした場所でも、風通しの良い場所では、ほとんど葉の変色はありません。下の葉っぱが少し黄色くなったくらい。
あとは、苗と苗の間隔が狭かったこと。苗と苗の間は5センチもないかも。
秋まきで、まさか成功すると思わなかったので、苗の間隔をしっかり空けずに植えていました。
秋まきで想像以上に、ジャーマンカモミールが大きく成長してしまったので、このままだとほとんど蒸れでダメになってしまうかもしれない。
とりあえず株分けしてみる
4月21日。最高気温21℃、最低気温5℃。
ジャーマンカモミールの株分けもはじめて。株を掘り起こし手で半分ほどに株をわけ、また植えなおしてみました。
根付くまで水やりは毎日。
株分け後の数日は、くたっとなっていたジャーマンカモミールも、数週間経つと元気に育ってきました。
気持ち葉の色が黄緑色っぽく感じるのが気になります。
下の黄色くなった葉は、見つけ次第とりのぞいています。
風通しの良い場所で育っている、ジャーマンカモミールは緑の色があざやかです。
5月上旬、背丈が伸び花芽があがってくる
昨年と同じ場所に育っている、風通しの良い場所のジャーマンカモミール。
摘心も何もしていないのですが、昨年よりも茎が太く長く、枝をかけして花芽がたくさんついています。
5月のゴールデンウィークあたりから、少しずつ花芽が上がってきました。
肥料は春先に追肥を少し。(マグァンプK中粒)
開花まであと少し。
株分け後のダイソー・ジャーマンカモミールの状態は?
5月9日。最高気温22℃、最低気温9℃。
株分けから約3週間弱のダイソー・ジャーマンカモミール。
黄変した葉は気になるものの、背丈がぐ~んと伸びてきました。
花芽も上がってきていい感じ。
ダイソー・ジャーマンカモミール開花はじまる
5月15日。最高気温21℃、最低気温12℃。
ジャーマンカモミールのつぼみが少しずつ開き、開花してきました。
ジャーマンカモミールの背丈もぐんぐん伸びてきて、50センチ近いかも。
ジャーマンカモミールも苗が大きくなり、ネモフィラもほふく。
カモミールがコンパニオンプランツのせいなのか?ネモフィラも元気に咲いていい感じです。
5月17日。最高気温25℃、最低気温16℃。
急に気温が高くなり、ダイソーのジャーマンカモミールがしっかり開花。
秋まきしただけあり株も大きいこと。ジャーマンカモミールのつぼみもたくさんあり嬉しいかも。
ちなみに下の画像↓は昨年のジャーマンカモミール。
苗の大きさも、花の大きさも秋まきのジャーマンカモミールに比べると雲泥の差です。
今回、花が咲いた秋まきのジャーマンカモミールがこちら。
花と苗の大きさが違うのわかりますか?
カモミールの花がたくさん咲いたら、こちらの本を参考に、カモミールティーにも挑戦してみます。
満開・6月ダイソー・ジャーマンカモミール
6月に入り次々とダイソーのジャーマンカモミールが開花。すぐに満開になりました。
朝はカモミールの花が閉じていても、昼間になると一斉に花が開いてとってもかわいい。
6月13日。最高気温26℃、最低気温18℃。
アップでみるとこんな感じです(*´▽`*)
ダイソーのカモミールの背丈は、木陰の場所で60センチほど。日当たりの良い場所だと70センチほど。
秋まきで株が大きく枝分かれして育っているので、支柱を立てなくても倒れることはないです。
花の中央(黄色の部分)が膨らんでいるので収穫時。カモミールの収穫は、晴れた日の午前中にします。
ダイソーのカモミールの種からの栽培、大成功。
ダイソーのジャーマンカモミールは、6月下旬東北南部が梅雨に入ると同時に撤収。(結局カモミールティーは試しませんでした)
雨上がりだったので株を引っこ抜くのも、するっと簡単にできました。
▼雨上がりに撤収した、ダイソーのジャーマンカモミール。背丈は根の部分を入れると80センチくらいまで成長していました。
7月上旬、ダイソー・ジャーマンカモミールのこぼれ種が発芽しているのを発見(*´▽`*)ノースポールのこぼれ種に混ざって発芽しています。
さいごに
寒冷地で涼しい気候もあり、ジャーマンカモミールを種から栽培するのは、あまり難しく感じませんでした。
寒冷地だと春の種まきだと、発芽して苗が大きくなる時期に梅雨入りしてしまうことがあります。
↓昨年の春まきの記事↓
ジャーマンカモミールは寒さに強いので、(-10℃を下回る大寒波でも平気でした。霜よけはダイソーの不織布のみ)秋まきで育てるほうが株が大きくなりおススメです(*´▽`*)
この次は、種からローマンカモミールの栽培に挑戦します。
ローマンカモミールの種と、ダイヤーズカモミールの種も買ってみました。
ジャーマンカモミールは1年草に対して、ローマンカモミールとダイヤーズカモミールは多年草。寒冷地でどんな感じで育つのか試してみます。
▼ローマンカモミールとダイヤーズカモミールの種まきは、こちらの記事で紹介しています(*´▽`*)
良かったら読んでみてくださいね。
最後まで記事をお読みくださり、ありがとうございました☆