ガーデニング初心者で簡単に育つ花がいい。福島南で寒冷地なので寒さに強い花を。一年草だと寂しいから多年草がいい。
それでいてかわいらしい花はないかな、とネットサーフィンして見つけたのが、桃色昼咲月見草でした。
桃色昼咲月見草は、アカバナ科マツイグサ属の耐寒性多年草。
草丈が20~30センチ。
暑さにも強く、地下茎とこぼれ種で広がる。
まるでピンクのネモフィラみたい♪と今年の3月半ばに室内で種まきしました。
薄いピンクの花がとってもかわいらしくて、ネットで昼咲月見草の種を見つけたときは衝動買い。
桃色昼咲月見草の栽培記録を紹介します。
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3月半ばに種まきした桃色昼咲月見草
桃色昼咲月見草は(3月13日)に室内で種まきしました。
最高気温8℃、最低気温4℃。
桃色昼咲月見草の種は、とっても小さくて、(写真をとっていません。ごめんなさい)
桃色昼咲月見草の種まきの方法は、
セブンのサラダパック(表面に穴をあけたもの)を使ってみました。ふたをすることで乾燥を防ぐことができ、発芽率が良かったです。
- 赤玉土を洗ったサラダパックの中に入れ、水を入れしめらせる。
- 昼咲月見草の種をぱらぱらとまき、種の上に赤玉土を砕いたものをパラパラとかけ、霧吹きで水をかける。
- サラダパックのふたをして発芽まで待つ。
- 本葉が2、3枚になったら、フエルトプランターに仮り植え。(赤玉土+腐葉土を混ぜたもの。半々くらい)
- その後、成長の良いものを庭に定植。
セブンのサラダパックに赤玉土(小粒)を入れて20粒くらい種まき。室内のビニール温室(無加温)の中で5日ほどで発芽。
発芽率は良かったです。
春の種まき用に【ビニール温室棚3段】を買ってみたので感想を書いてみる①
4月になり発芽した桃色昼咲月見草を外に出し、成長した苗を4月の後半にフエルトプランターに仮植え。
ポット上げしたほうが良かったのかもしれませんが、場所がなかったので……。
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種まきから2か月、昼咲月見草を定植する
種まきから2月。成長はゆっくりな桃色昼咲月見草。(写真がなくてごめんなさい)
定植した後も成長がゆっくり。あまりにも成長がゆっくりすぎて、存在自体を忘れてしまいそうになるくらい。
桃色昼咲月見草。最初は木陰になる場所に植えていたのですが、成長が遅いので庭の中で一番日当たりの良い場所に移しました。
▼7月4日。種まきから2か月半の桃色昼咲月見草
一緒に植えている金魚草がどんどん大きくなって、昼咲月見草がきゅうくつそうにしていたので、
思い切って庭の砂利をよけ移植。
砂利のところを10センチくらい穴を軽く掘り、草花の培養土を入れてみました。
猛暑の中でも元気に育つ桃色昼咲月見草
桃色昼咲月見草、砂利のところに植えてから、数日は水やりをしたのですが後は雨まかせ。
2021年は福島南でも例年にも増して暑い日が続きました。7月後半から8月にかけ日中35℃を超える日もあったくらい。
どんなに暑い日でも、暑さに負けず桃色昼咲月見草は、すくすく大きくなってきました。
桃色昼咲月見草開花
8月になりました。今年は開花しないよね、と思っていた桃色昼咲月見草。
春先の種まきから5か月。
開花の数日前からつぼみらしきものがついているなぁ、と思っていたら、
桃色昼咲月見草がついに開花♪
咲き始めた桃色昼咲月見草を見たときは、繊細で和菓子みたい(*´▽`*)と感動♪
▼花の下にあるのがつぼみです。
昼咲月見草は春に種まきすると、開花までの日数は90日くらいなんだとか。
3月半ばに昼咲月見草を種まきして3か月経っても花が咲かない。種まきから4か月経っても開花せず。
なんでだろう……。と思ったのですが、
成長が遅く開花が遅かったのは、肥料をあげるのを忘れていたこと。他の花の手入れにばかり夢中になり、桃色昼咲月見草のことを忘れていました。
桃色昼咲月見草は、元肥と追肥を時々与えるくらい。
日中になると花が開き、朝晩は花が閉じています。
▼砂利の上のほうが元気よく咲いている桃色昼咲月見草。
引きの写真はこんな感じです。桃色昼咲月見草。種まきした今年は、3つほどしか開花しませんでした。
ほったらかしでどんどん広がる昼咲月見草
種まきから半年ほど。9月になりました。
桃色昼咲月見草。8月に花が終わると、どんどん砂利の上をほふくして横に広がってきました。
えっ、いつの間にこんなに大きくなったの?と思うくらい(*´▽`*)
成長が加速しているので肥料は与えていません。与えたほうがいいのかな?
▼横幅は30センチを超えるほど、成長加速する桃色昼咲月見草。
後からポットに種まきした昼咲月見草も砂利の上に植えたのですが、ポットの中にはいってぃた種から発芽したのかな。
赤ちゃんのようなかわいらしい芽が出ています。
花が咲いた後、種ができた形跡はないので、たぶんこぼれ種ではないはず。
木質化してくる桃色昼咲月見草
9月6日。最高気温17℃、最低気温13℃。
花が終わってから成長が早いな~、と思っていた桃色昼咲月見草。
地面の近くを見てみると、なんと木質化してきました。たくさん枝分かれして、どんどん横に広がるわけね。
桃色昼咲月見草は地下茎とこぼれ種で増えるそうです。
この調子だと来年はたくさんの花が開花しそう(*´▽`*)
桃色昼咲月見草は、どんどん横に広がって大きくなってくるので、植え付ける場所はよく考えたほうが良いかもしれません。
地下茎で広がってきたので株分け
9月25日。最高気温19℃、最低気温14℃。
秋になって成長が止まるのかな?と思った桃色昼咲月見草。地下茎でどんどん増えているらし、2か月半ほどで10倍以上大きくなってきました。
秋になり桃色昼咲月見草の葉も、ところどころ赤くなっていますね。
あまりに広がってくるので、増えてきた桃色月見草を別の場所にも移植することに。
とりあえず小さめの桃色昼咲月見草を数個引っこ抜こうと、スコップでほりあげると、簡単にするっと抜けました。
根が近く深くまで入り込んでいるわけでもなかったです。
ちなみに引っこ抜いた桃色昼咲月見草はこんな感じ。葉と茎の部分が15センチくらい。根の長さは20センチ以上。細くて長い根っこです。
違う角度からもう一枚。かなり長い根っこですね。
桃色昼咲月見草。どこまで増えるかわからないけれど、とりあえず別の場所に移植。桃色昼咲月見草を移植したすぐそばには、リッピアが植えてあります。
リッピアに飲み込まれるか、それとも桃色昼咲月見草が勝つか様子を見てみます。
ここまでにわかったこと
桃色昼咲月見草。3月に種まきして8月の開花まで、特に病気にかかることもなく、ほぼほったらかしで成長してきました。
桃色昼咲月見草は、種が細かいので育苗箱。軽く土をかける。大きくなってからポットに移植。
デメリットは地下茎でどんどん増えることくらい。あまり増やしたくない方は周囲を囲んで、増えないようにする対策が必要かもです。
桃色昼咲月見草は日当たりの良い場所で育てたほうが生育が早いですね。夏の日差しがきつすぎる場所でも元気に育っています。
ガーデニング初心者の方でも、簡単に育てることができおススメです(*´▽`*)
引き続き記事として紹介していきますね。
桃色昼咲月見草は、楽天の日光種苗さんで種を購入しました。おまけの種をつけてくるのでお得感があってたびたび利用しています。